【道徳】道徳副読本『いじめられて』〜自死回避という視点から〜

 

去年の11月に5〜6年ブロックで

道徳副読本から『いじめられて』

という物語を全クラス扱いました。

6年生はいじめの四層構造に

焦点を当ててグループで

話し合いを行っていました。

「人間関係に上下関係を作ってしまう」

ことや「いじめの加害者の立場も弱い立

場であり、かわいそうなのでは？」

という感じでした。

 私は一人ひと授業(管理職が見にこられ

る授業)でこの物語を扱いました。

いつも通りの道徳読みで

焦点を「いじめからの戦略的撤退」

にしました。

鎌倉図書館のツイートを授業で

紹介しました。

あと「戦争をしてないのに年間3万人が

自殺していることは他国から見て異常や！」

「いじめられて自分から自死を選択する

よりもましだから無理に学校来なくても

いいだろ！だからこの主人公の女の子は正しい！」

と教室での私の立場

としてかなりグレーな

発言ですが、(いや、普段からグレーな

発言してるかも)管理職の前で勝負を

しました。

授業評価では特にその発言は

触れられず、むしろ面白かったと

前向きに捉えていただきました。

今でも管理職は「命を守るためなら学校来なくていい！」という発言や考えが

かなり印象に残ってるらしく

今日もふとした時に話題になります。

そして、今日は子どもいじめ会議でした。

児童会代表に今年の取り組みとして

この物語を扱った実践を

発表してもらいました。

グループ内ではまずまずの

反応でした。

そして、現代を生きる我々にも…