【教育】heavenからhaven〜社会科の授業スタイルから〜(integral)
【社会科の授業スタイルについて】
①業者テストを見てから教科書を読み全時間のめあての作成
めあてはその時間のキーワードを使ってまとめができるような課題を設定
「〇〇を使って説明できる。」
⬇︎
②単元全時間分のめあてを単元最初に配布してテストまでの時間を可視化
また黒板を見なくてもめあてが書ける
⬇︎
③授業前半に知識の伝達
その時間のキーワードをノートにまとめる
キーワードは業者テストの知識面との兼ね合いがある
⬇︎
④知識の伝達の際に教えたキーワードを
もとに個々でまとめに向かう
この際に、グラフや図からから読み取れるものは何?などの小さな課題を出すこともあり
⬇︎
⑤児童のまとめを読んでBやB +A、A +などのフィードバックを与える
全クラス25人前後なので、1人数10秒
この際に大袈裟に「あーわかりやすいねー」とか「なるほどそこまで書きましたかー」などを教師が言う
⬇︎
⑥語り
このような授業スタイルから感じたこと
①ルーティン化しているのでどの児童も
安心?して授業に取り組める
②自分で学習しているという実感はあるのかなと思う
③テストまでの時間数がわかる
④ノートを見せにくる勇気がない児童がいるもののその時間にほぼ全ての児童のノートに目を通してその場でフィードバックできる(個々児童との向き合い)
⑤B、B +だと悔しいので何回もノートを見せにくる
また授業後も
⑥全クラスで8割以上が業者テストで
85点以上
これからについて
①もう少しだけ教師主体の時間を減らしたい
全員達成させるための時間の確保
20分では足りない
②ノートを見せに来れない児童に勇気を与えたい
または勇気を与える児童の存在を認めたい
③60点〜70点の児童に何かしら学習のコツを与えたい
あくまでも自分で学習する方法を
④アンケート作成(某高校の定期考査を参考に)年度当初にやるべきじゃん…
⑤来年度国語や算数でも可能なのか
めあてのプリント作成など
⑥業者テストで満足していいのか
⑦平均的だけでなく二極化してないかの分析
⑧研究授業でも可能なのかどうか
⑨授業内における私の存在
⑩ひとりも見捨てないとは
公教育でできる学力の保証を担う教師の存在
と
その仲間達の存在を…
そしてその先にあるものを…
先は長いなぁ〜
ちなみに、キーワードを使ったまとめと
いうのは2017年の越後の会でお会いで
きた群馬県のA先生のお話から
ヒントをいただきました。
まとめは個人で
情報共有は児童自らが黒板で
行うそうです。
ちょうど社会科の授業に行き詰まりを
感じていました。
みんな授業には取り組むのに
ずれていたり、グラフや図を
描くことだけに集中してしまい
めあてが達成できない状態でした。
もちろんテストの結果も
コンスタントではなかったのです。
それまでなかなか授業についての
環境設定やめあての作り方など
恥ずかしくて?相談できませんでした。
でも、そろそろ私の手の内を見せて
皆さんの手の内も知りたいです。