潔く『カッコ』よく生き抜く

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【道徳】『わたしのいもうと』

学期に1度はいじめをテーマにした道徳の授業を

やろうと今学期は『わたしのいもうと』という

絵本で授業をしました。

 

来年度もいじめをテーマにした授業については

6月、11月、2月危機を踏まえて

戦略的にやっていこうと考えています。

(自己申告書に書けるなこれ)

 

今の時代1つくらいはいじめについての

授業を持っていた方がいいんじゃないかなーとも

思います。

また、学校全体でも時期毎に全クラスいじめの

授業をするべきだとも思います。

それが後々いじめに対して学校全体としての

組織的対応や取り組みにもなるのかなと。

 

【準備段階】

ベテランの先生の指導案やベテランの先生が

参考にしていたTOSSの文献やウェブから

授業の流れを考えました。

①全文をみんなで読む

②ヘビの脳、猫の脳、人の脳 

③感想文

途中途中で発問やらを入れようとしましたが、

絵本を実際に読んでみて

「仕掛けじゃなくて感情で訴える授業にしよう!」

と細かいことはあんまり考えずに授業しました。

 

【実際にやってみて】

今まで受けてきたいじめについての

授業は最後は前向きな終わり方をするのですが、

今回は違う終わり方をしたことについて

かなりショックだったようです。

もし、この時代にいじめの4層構造が

わかっていたらいもうとは救われたのかな

という話もしました。

みんな本当に真剣に話を聞いてくれ、

中には涙を流すクラスメイトもいました。

いもうとはいじめによって命を落としましたが、

みんなのように真剣にいじめについて受け止め

考えてくれることでいもうとも少しは報われるのか

なという話もしました。

みんな時間いっぱいまで真剣に感想用紙に

取り組んでくれました。

 

【感想文について】

自分にもいもうとがいるから涙が出た

いじめがあったら誰かに知らせたい

いじめで人の命が奪われる

いじめた子たちが楽しそうに

中学校や高校に入学する

が、それが信じられない、許せない

などのことが書かれていました。

 

【ふりかえり】

ベテランの先生とふりかえりを少しした。

ベテランの先生のクラスでは

「もし、大人に相談してもその大

人が何もしてくれなかったらどうする?」

とか

「絵本の中で担任の先生は何してたんかね?」

などの意見も出たらしいです。

なるほどなと思いました。

今回の私の授業はどちらかと言うと

担任が一方的に言いたいことを伝えることが

多かったと思います。

みんな思うことがあったはずですが、

それをもう少し言葉にする時間を

作ればよかったです。

 

また来年度もいじめをテーマにした

対策授業をやりたいと思います。